ニキビとニキビ跡は全然違います!詳しく解説。
ニキビに悩む方、ニキビ跡に悩む方、同じ肌の悩みでもニキビとニキビ跡は全然違います。ニキビとニキビ跡の違いを詳しく解説します。
ニキビとは?
ニキビは身近な皮膚病のひとつで、医学的には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)が疾患名です。ニキビの代表的な原因は毛穴に汚れや皮脂の詰まりです。そのため、肌が乾燥する方はニキビとは無縁だと思われがちですが、ニキビができている方は、肌が乾燥している事が多いと言われています。肌は乾燥すると、乾燥を防ごうとし皮脂を分泌します(肌のバリア機能)。更に乾燥がすすむと皮脂が過剰に分泌されニキビの原因である毛穴の詰まりにつながります。
ニキビにも種類がある!
ニキビは年代や進行度などの諸条件によってケアの方法も変わります。成長ホルモンが活発に分泌される年代に多いと言われている思春期ニキビは丁寧な洗顔が不可欠ですが、ホルモンバランスや乾燥などと関係が深いと言われている大人ニキビは一筋縄できいきません。
また、ニキビの進行度によって白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビなど、ニキビにも種類があります。
ニキビ跡とは?
ニキビの炎症が進み、肌への負担が大きくなると、ニキビが治った後でもニキビ跡となってしまう事があります。ニキビ跡はできてしまったニキビの炎症によって肌がダメージを受け、傷として残ってしまうもので、ニキビ跡にも赤みや色素沈着があるタイプのものから、真皮がダメージを受けた事でコラーゲン組織が破壊されて肌がくぼんでしまったクレータータイプなど、種類があります。クレータータイプのニキビ跡は、ホームケアだけで完治するのは難しいと言われており、医師への相談が必要になります。
まとめ
ニキビ跡とは、ニキビの炎症によって肌がダメージを受けて傷として残ってしまったもので、ニキビとは全く違います。それに対しニキビは肌の疾患のひとつで、医学的には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という疾患名があります。