ニキビ跡にも5種類のタイプがあります!

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一口にニキビ跡と言っても種類があるという事を知っていましたか?5種類のニキビ跡についてまとめます。

赤みがあるタイプ

ニキビはアクネ菌が血管を拡張させて炎症を起こす細胞を誘導することでニキビの炎症が起こると言われています。炎症が起こっている部分には毛細血管が集まり、血液の色素が強くなる事で赤みがあるニキビ跡となります。赤みがあるタイプは時間経過と共に改善される事が多いと言われていますが、なかなか改善しない場合や気になる方は皮膚科などの専門医に相談すると良いでしょう。

色素沈着タイプ

茶色シミやくすみとして残ってしまうニキビ跡の原因はメラニンです。肌はニキビの炎症によって刺激を受けるとメラニンを大量に生成し、このメラニンが真皮層まで落ちてしまうと色素沈着となってしまいます。これが色素沈着タイプのニキビ跡です。

クレータータイプ

ニキビの炎症が悪化すると、アクネ菌が周辺組織を破壊しながら増殖していくと言われています。すると肌は炎症を広げないようにするために、白血球が皮膚細胞を壊して食い止めようとします。この現象が真皮でおこると、強いダメージを受けた部分がクレーターとなって残ったニキビ跡がクレータータイプです。

しこりタイプ

炎症や可能が同じ場所で繰り返されると、真皮にまでおよんだダメージが肌の再生機能を乱してしまいます。すると肌は過剰にコラーゲン線維を生成し、それが硬化するとしこりのニキビ跡になってしまいます。

ミミズ腫れタイプ

ニキビ跡が赤く盛り上がり、ミミズ腫れのようになってしまう方もまれにいます。原因はしこりタイプと同様で、真皮にまで達してしまったダメージにより、肌の再生機能が乱れ、過剰に細胞が生成される事により起こります。

まとめ

一口にニキビ跡といっても5種類のタイプに分けられます。ニキビ跡は赤みがあるタイプや色素沈着タイプも改善にはある程度の時間がかかりますが、さらに悪化しクレータータイプやしこりタイプ、ミミズ腫れタイプになってしまうと、解消するのに更に時間がかかります。またスキンケアや食生活、生活習慣の改善などだけでは改善は難しい場合もあるため、なかなか改善されない場合や気になる場合は皮膚科での相談をするなどをおすすめします。

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