3タイプのクレーターニキビ跡について
ニキビ跡のひとつにクレータータイプがありますが、クレータータイプのニキビ跡は更に3タイプに分ける事ができます。クレータータイプのニキビ跡の種類とその特徴についてまとめます。
クレータータイプのニキビ跡とは?
ニキビは毛穴に汚れや皮脂が詰まる事が原因のひとつですが、アクネ菌が増殖し炎症を起こすと、毛穴周辺の組織を破壊し凸凹のニキビ跡が出来る事があります。これをクレータータイプのニキビ跡と呼んでいますが、これは、組織が破壊される際にニキビを周辺に拡散させない予防反応のひとつだと言われています。クレータータイプのニキビ跡は受けたダメージの広さや深さで3つのタイプに分けられています。
アイスピックタイプ
アイスピックで突き刺したような、開口部が2mm程度のへこんだニキビ跡の事です。
ローリングタイプ
開口部が4mm以上でゆるやかに陥没したニキビ跡の事です。
ボックスタイプ
円形状のニキビ跡の底が平らにへこんだタイプのクレータータイプのニキビ跡です。クレーターの深さは浅いものや深いものまでさまざまです。
クレータータイプのニキビ跡はセルフケアできるのか?
クレータータイプのニキビ跡は、アイスピック、ローリング、ボックスの種類に限らず、残念ながらセルフケアで改善できるものは少ないと言われており、かなり限られます。しかし気長に肌の新陳代謝を促す事によって改善できる事もあります。スキンケア面では、肌を清潔に保つ事(正しい洗顔を忘れない事)と、紫外線対策を続け、充分な保湿を心がける必要があります。スキンケア面だけではなく、規則正しい生活習慣を心がけ、質の良い睡眠とバランスの良い食生活も必要です。タンパク質やビタミン類などの肌の再生と深い関係がある栄養素を積極的に摂取するのもおすすめです。
まとめ
ニキビ跡の種類のひとつに皮膚がへこんでしまうクレータータイプのニキビ跡がありますが、クレータータイプにもダメージの受け方や、受けた範囲などによってアイスピックタイプ、ローリングタイプ、ボックスタイプにわけられます。残念ながらホームケアだけで完治するのは難しいとも言われていますが、肌の新陳代謝を促す事によって、時間はかかりますが改善する場合もあります。