ニキビに効くロコイド軟膏について解説
ステロイド剤のひとつであるロコイド軟膏はニキビ治療に効果はあるのでしょうか。また、ステロイドを顔に塗っても大丈夫なのでしょうか。ニキビとロコイド軟膏についてまとめます。
ロコイド軟膏とはどんな薬？
ロコイド軟膏とは鳥居薬品株式会社から出ている湿疹や皮膚炎などの治療に使用されるステロイド剤です。ステロイド剤と聞くと副作用が心配という方も少なくありませんが、ステロイド剤は薬の強さが段階分けけされており、5段階中、下から2番目ぐらいの弱めのステロイド剤なので顔に塗っても大丈夫だと言われています。具体的には、赤ちゃんのアトピーなどにも処方される刺激が弱い塗り薬です。主な成分はヒドロコルチゾン酪酸エステルで、抗炎症作用が高いため炎症やかゆみ、痛みをやわらげる働きがあります。
ロコイド軟膏はニキビにも効果的なのか？
炎症をやわらげる作用が高いロコイド軟膏は、炎症をおこしているニキビに塗る事は効果が期待できると言えます。また刺激がほとんどない事や副作用の報告が少ない事から使いやすい軟膏とも言われています。しかし弱めであるとはいえ、ステロイド剤のひとつであるため、むやみやたらと乱用するのはおすすめできません。また、使用が長期間にわたる場合には定期的に医師の診察を受ける事をおすすめします。メーカーである鳥居薬品株式会社のサイトでは、皮膚の乾燥やニキビが副作用として現れる場合があるとされています。そのため使い方によってはニキビができやすくなったり、悪化する可能性もあるということです。
まとめ
ロコイド軟膏は鳥居薬品株式会社から出ている湿疹や皮膚炎などの治療に使用されるステロイド剤ですが、ステロイドの段階わけでは、下から2番目と弱めのステロイド剤です。炎症をやわらげる作用が高いため、炎症をおこしているニキビ治療薬として処方される事もあります。しかし使い方によってはニキビができやすくなったり、悪化する場合もあるため長期にわたる場合などは定期的に医師の診察を受けましょう。
