ダラシンTゲルはニキビ跡にも効くの??
ニキビ治療薬のひとつであるダラシンTゲルはニキビ跡にも効果的なのでしょうか? ニキビ跡とダラシンTゲルについてまとめます。
ダラシンTゲルとは?
ダラシンTゲルとはニキビ治療に使われている、細菌を抑える塗り薬の事です。ニキビを悪化させるアクネ菌やブドウ球菌を除去する事で、炎症を抑えニキビを減少させる働きがあります。そのため、一時的にニキビが改善されたように感じる事もありますが、ニキビができる根本的な原因を取り除かなければ、繰り返すニキビとなってしまいます。
ダラシンTゲルとニキビ跡
結論から言えば、ダラシンTゲルでニキビ跡を解消する事は難しいでしょう。その理由はダラシンTゲルは、細菌を抑える塗り薬であり、炎症を抑えるための薬だからです。ニキビ跡の原因はもちろんニキビなので、原因となるニキビがニキビ跡にならなければ肌は順調に生まれ変わって行くでしょうが、できてしまったニキビ跡は肌のターンオーバーを正常化し、古い細胞を押し出して新しい細胞に生まれ変わる事で改善していくためです。ニキビ跡の原因となる新たなニキビのニキビ跡を残さないようにすると考えれば、間接的にニキビ跡への効果とも考えられますがダラシンTゲルが直接的にニキビ跡を改善するとは言えないと考えます。
ダラシンTゲルの使いすぎに注意
ダラシンTゲルでニキビの炎症を抑える事ができるからといって、ダラシンTゲルを頻繁に使用するのはおすすめできません。その理由として、ダラシンTゲルは抗生物質であるため、長期間の使用をすると身体に耐性ができてしまってダラシンTゲルの効果が出にくい体質になってしまうためです。
まとめ
ダラシンTゲルは炎症を伴うニキビに有効なニキビ治療薬ですが、直接的にニキビ跡への効果は期待できません。ニキビ跡は肌のターンオーバーを正常化する事が大切なので、ニキビ跡だけに注目するのであれば肌の再生を助ける働きがある薬が有効でしょう。しかし、ニキビ跡の原因となるニキビの炎症を抑える事ができるダラシンTゲルはニキビ跡予防という点では有効だと考えます。