低用量ピルでニキビ跡やお肌がキレイになるって本当?
低用量ピルでニキビ跡や肌がキレイになったという方がいますが、本当なのでしょうか?また、低用量ピルって何なのでしょうか?低用量ピルとニキビ跡の関係についてまとめます。
低用量ピルとは
ピルとは、もともと避妊のために開発された薬剤だと言われていますが、最近では月経痛の緩和や月経前症候群の治療、にきび治療や更年期症状の緩和などにも処方されています。ピルを飲む事によって女性ホルモンのバランスが徐々に安定していくため、ホルモンが関係する様々な症状との関係が深いとも言われています。
しかしピルは、ホルモンに敏感な方には吐き気や頭痛、倦怠感などの副作用を感じる方もいるため、医師との相談の上、服用する事をおすすめします。低用量ピルとは、ホルモン量が少ないという意味で、安全性が確立されているだけではなく、飲みやすいという利点もある薬剤です。ホルモンバランスが安定すると、肌のターンオーバーが正常化されたり、皮脂の過剰分泌の改善などへの期待も持てるため、ニキビやニキビ跡への効果も期待できますが、血栓症などを引き起こすリスクなどもあるため、医師の指示のもとで服用するのが望ましいです。
低用量ピルの種類
低用量ピルにも種類がありますが、病院によって取り扱いの種類は違うため、行った病院での取り扱いがある中から選ぶ事になります。しかし、低用量ピルは個人輸入を代行している通販サイトでも購入する事ができ、マーペロン28などが一般的と言われています。マーペロンは男性ホルモン作用の弱い、第三世代の黄体ホルモンが配合された低用量ピルで、ピルを飲む期間の調整のためのプラセボ薬がついています。ホルモンバランスによる体重変化やニキビの発生が少ない事、不正出血を起こしにくい特徴があると言われています。マーペロンは体内で生成されるエストロゲンとプロゲスチンの合成物からなっており、月経周期を調整すると言われています。しかし、40歳以上の方や喫煙者は副作用などのリスクが高まるため、医師との相談のもと、服用する事をおすすめします。
まとめ
実際に低用量ピルを服用した方のニキビ跡への効果や副作用などは様々で、体質や低用量ピルの種類によっても大きく変わってきます。そのため低用量ピルで副作用がなく、ニキビ跡が改善できるとは言い切れません。個人輸入サイトなどから通販でも購入できるものではありますが、自己責任の上での服用となるため、本来なら医師への相談の上、服用するのが望ましいでしょう。