ティーツリーとニキビ跡の関係について

ティーツリー

アロマオイルの中でも人気が高い精油のひとつであるティーツリーはニキビ跡に効果があるのでしょうか?ニキビ跡とティーツリーについてまとめます。

ティーツリーとは?

ティーツリーとはオーストラリアの湿原に生息するフトモモ科の植物で、フレッシュでウッディーな香りが特徴です。ティーツリーは炎症を抑える効果や強力な抗感染作用が特徴だと言われており、その他にも鎮痛作用や免疫促進作用、殺菌消毒作用など多くの薬効が注目されているアロマオイル(精油)のひとつです。体への効能の他、不安をやわらげたり、肯定的に物事を捉える思考を促すなど心への効能にも注目されています。アロマオイルのほとんどはホホバオイルなどのベースオイルで希釈して肌につけるのが一般的ですが、ティーツリーは例外的に肌に直接つけても大丈夫なアロマオイルだとも言われています。

ティーツリーとニキビ跡

ニキビ跡には赤みがあるタイプ、色素沈着タイプ、クレータータイプがありますが、赤みがあるタイプのニキビ跡は肌の奥で炎症がおこっているもの、ニキビの炎症が原因で血液が停滞してしまっているもの、炎症によってメラニンが生成されているものがありますが、ティーツリーには炎症を鎮める作用があるため、赤みがあるニキビ跡には効果が期待できます。使い方は赤みがあるニキビやニキビ跡の先だけにつけます。ニキビ跡の赤み全体に塗ってしまうと、皮がむけてしまう場合があるので注意が必要です。しかしニキビ跡の改善には充分な保湿も必要となるため、ティーツリーだけを塗っていれば大丈夫と安心は禁物です。また、肌質によっては刺激を感じてしまう場合もあるため使用する際は必ずパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

まとめ

オーストラリアの湿原に生息するフトモモ科のティーツリーは抗炎症作用や鎮痛作用など、様々な薬効が期待されているアロマオイル(精油)です。そのためニキビやニキビ跡の炎症を鎮める効果が期待できますが、ニキビ跡の改善には充分に肌を保湿してあげる必要があるため、ティーツリーだけでニキビ跡が改善するわけではないということをお忘れなく。

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